ごあいさつ

すべては子供の笑顔のために

 校長 小池 八重子 

 

 4月に着任しました 小池 八重子 と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 越谷特別支援学校は3度目の着任になります。6年前に着任した時の児童生徒が中学部、高等部へと進学し、心も体もたくましく成長している姿に日々感動しております。また、ふたたび児童生徒の成長を継続的に見ていけることをうれしく思うとともに、児童生徒のまだまだ秘めた力を引き出すための教育を学校全体で取り組んでいくことを決意しました。

 

 私事ではありますが、本校には強い縁を感じております。本校の校章をご存じでしょうか?越谷市の鳥である「しらこばと」に当初の養護学校の「よ」をデザインしたものです。これを作成したのは、私が中学3年の時の担任なのです。私に音楽の教員の道を示してくださったのもこの先生でした。私はこの学校に来るべくして来たのだと感じております。

 

 人の出会いはその子供の人生を左右します。子供たち、また保護者の皆様の人生において、本校での様々な出会いが輝く一助となればと考えております。本校の学校教育目標にある「 こ し が や の頭文字に込められた、子供たちの輝ける未来に希望が持てる学びの場にしていきたいと考えております。

 

 さて、新年度が始まりました。年度が替わる時期には、子供たちは期待と不安が入り混じった気持ちになりますが、その複雑な気持ちの中で自分がどのように過ごしていくかを考えて、行動していくことが日々の成長につながると考えています。

 始業式で、子供たちには『できた・やった』をたくさん味わえるよう、失敗を恐れずにたくさん挑戦していこう」という話をしました。

 あきらめずに頑張った人にしか味わえない感動を、児童生徒に味わわせたいと思います。

 

 「やらないよりやって失敗しよう。そこから学べることはあるはず」だと、日々校長としても挑戦を続けてまいります。

  日産のCMではありませんが、「やっちゃえ、越谷特支。

 これを本校の合言葉に、児童生徒をはじめ保護者、教職員、寄宿舎職員一人一人の思いがかなえられる場でありたい考えております。

 「すべては子供たちの笑顔のために」

 御支援を賜りますようお願いいたします。