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教材紹介⑮「見立て模倣板」

今回紹介するのは、見立て模倣板です。『Ⅲ言葉やイメージを広げていく際の教材』として使っていきます。

 

「イメージを育てる」といっても、具体的にどういう学習をするとイメージが育つのでしょうか。例えば、ということで紹介するのがこの見立て模倣板です。淑徳大学発達臨床研究センターの教材を参考にし、百円均一の店舗のMDF材を切り抜いて作成しました。

 

 

 

下の写真をご覧ください。これを子どもが前にしたとき、どうするでしょうか? 最初はさわったり、口で確かめたりして、「それがそこにあるということに気づく」という時期があります。そしてそれらを十分に行う中で、触らなくても見ただけで「それがそこにあることがわかる」ようになっていきます。さらには、最初は木そのものとして扱っていますが、時と場合によって、同じ木が『鏡』に見えたり、『ラケット』に見えたり、『フライパン』に見えたり…。木という具体物の向こうに、イメージを持てるようになっていきます。

 

「イメージを広げる」というと漠然としていますが、段階を追って、具合的な教材を通して学ぶことでも子どもたちは力をつけていくことができます。こうやって身につけた見立てる力、模倣の力などを通して、子どもたちは絵本を見立てて遊ぶといった応用的な学習にも向かっていくことができます。

(本校特別支援教育コーディネーター)