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113構文の学習用教材

「~が~を~する」といった、助詞を使って文を組み立てる学習があります。助詞の理解というのはことのほか子供にとって難しく、わかっているようでいて、実は正確には理解できていない、ということがあります。たとえば、「りんご」「いるか」「たべる」といった言葉を使ってできる文には

・A いるか が りんご を たべる(語順通りで、あり得ること)

・B りんご が いるか を たべる(語順通りで、あり得ないこと)

・C りんご を いるか が たべる(語順が逆転し、あり得ること)

・D いるか を りんご が たべる(語順が逆転し、あり得ないこと)

といったものがありますが、これらのうち子供が理解しやすいのは一番上のAの文です。実際のところ、子供がBやC、Dの文を聞いたり読んだりしても、Aの内容として理解していることがあります。

構文の理解、正確に助詞を理解するということは非常に難しく、丁寧に学習していく必要があります。今回紹介するのは構文を理解していくための教材の一つで、『Ⅳ文字や数を身につける際の教材』として考えています。

 

 

 

 

 

 

単語ブロックは3×9×1.5センチの木片に、磁石が内蔵されているものです。「が」「を」「に」といった助詞ブロックは3×3×1.5センチです。単語ブロックや助詞ブロックを並べていく枠は、A3大のMDF材をカットしたものです。単語3つ、助詞2つが入るようにくり抜いてあります。また、ホワイトボードを切ったものを内蔵していて、単語ブロックや助詞ブロックが貼りつくようになっています。

 

 

 

 

 

 

この教材を用い、

・教員がぬいぐるみ等を動かしたのを見て、子供が文を作る

・教員が作った文を読んで、子供がぬいぐるみ等を操作する

といった学習を行っていきます。

(本校特別支援教育コーディネーター)