㊱木枠の活用
今回紹介するのは、教材を活用するための木枠です。あらゆる発達のステージで使っていきます。手指に力が入りにくい子どもの場合、教材を箱に分け入れていくことが困難になります。ミリ単位の、ほんのちょっとした段差であっても腕を持ち上げるのに苦労し、弁別すること、考えることに集中できなくなることがあります。そのため、できるだけ教材を持ち上げることなく、「すべらせ」「はめる」ことで学習できるように教材を整えています。
また、不随意運動が入りやすい子どもにも効果的です。百円均一の店で売っている半透明の積み重ねボックス(㊴で紹介)なども様々な大きさ、深さがあって一人一人の子どもに合わせやすいのですが、すべり止めを敷いたとしても、どうしてもガチャガチャと動いてしまいます。
そこで、上の写真の木枠となります。百円均一の店のA3サイズのMDF板を何枚か貼り合わせ、10センチ四方の大きさで穴をくり抜いています。また、底をもう一枚の板でふさいでいます。10センチ四方の大きさで穴を開けることで、弁別用の枠としてだけでなく、同一規格で作った様々な教材を固定することもできます。
(本校特別支援教育コーディネーター)