教材紹介⑭「数量学習用の石(半具体物)」
今回紹介するのは、石です。『Ⅳ文字や数を身につける際の教材』として使っていきます。
数量を学習するための半具体物には、いろいろなものがあります。タイル、算数セットのブロック、棒などなど。それらの中でも、操作のしやすさから考えると立方体。そして適度な重み、子どもの手の中に収まるサイズ、1個当たりの費用といったことを考えると、百円均一の店舗で4個セットで売っている「ストーンアイスキューブ」の使い勝手がよいようです。
立方体なのでそろえやすく、「5のまとまり」や「10のまとまり」を作る際も、セロテープなどで巻いて固めることができます。
特定の半具体物だけでの理解にならないように、棒、ブロック、ミニチュアの具体物といった、様々なものから「数量」という属性を取り出して考えていくことを促していきます。
(本校特別支援教育コーディネーター)