214 色の箱 各色
学習していくうえで、意外と手に入りにくいのが赤、青、白、黄色などの「原色」の教材です。白、黒のものは手に入っても、その他の色が手に入りにくいですとか、パステルカラーのものはあるのだけれど…といったことがあります。
今回紹介するのは、色の箱です。色の弁別のほか、様々な用途で用いることができる、基本的な教材となります。市販されているとよいのですが、なかなか手に入りにくいため、自作されています。
教材のベースとなっているのは、百円均一の店で売っていた木箱です。サンダーや紙やすりで木目を整えた後、原色のアクリル絵の具を塗り、毛羽だった部分を紙やすりで削り…といった工程を幾度も繰り替えし、最終的にニスを塗っています。手間はかかるのですが、使用頻度の高い教材となります。
(本校支援部)