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118お金を数える/支払う教材

子供にとって身近なお金は硬貨であり、硬貨は6種類あります。1円玉、五円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉です。なお、五円玉だけは漢数字しか書いていなくて、算用数字の表記がないため、子供が戸惑いやすいことに注意が必要です。そのため、学習に使用する五円玉に算用数字の「5」をシールで貼ってわかりやすくすることがあります。今回紹介するものはお金の桁をそろえるためのもので、『Ⅳ文字や数を身につける際の教材』となります。

 

 

 

 

 

 

MDF板に3か所の穴を開け、ラミネイト加工した黒画用紙を挟んだうえで、もう一枚の板で底をふさいでいます。また、500円と100円玉、50円と10円玉、五円と1円玉がセットになるようにイラストをつけています。

 

使用方法としては、

・硬貨の弁別を行う

・硬貨を数える

・教員が取り出してみせたのと、同じだけの硬貨を取り出す

・〇百〇十〇円、といったように教員が言っただけの硬貨を取り出す

・おつりが出にくくなるように硬貨を取り出す

といったことが考えられます。

実際のところ、身体の使い方が苦手な子供たちが、お店で硬貨を出すという場面は想定しにくいところがあります。財布をそのままお店の人に渡す、お札だけを出す、クレジットカードやプリペイドカードを使用するなど、様々な会計の仕方があるでしょう。どんどんとキャッシュレスの時代になってきています。

一方で、スマートフォン上の数字だけを見ていてお金の量的な感覚が身につくのか? 「あのお菓子なら2個、あのお菓子なら3個買える」「あと〇円であのおもちゃが買える」だとか、そういった感覚が身につくだろうか? という疑問もあります。

硬貨を始めとする現金を扱うことは今後の時代の中で少なくなっていくのかもしれませんが、学校の中でじっくりと、その扱いになじんでおくことは必要なのではないでしょうか。

(本校特別支援教育コーディネーター)