82 数量の取り出しの教材 その1
80でも紹介しましたが、身体の動かし方につまずきがあると、耳を使って覚える「数唱」や「九九」を唱えることはできても、その数がどのくらいの量なのかということを感覚的につかみにくい、ということが起きやすくなります。「百まで数えられる」「九九が言える」けれど、たくさんの具体物の中から「3取って」「4取って」等と言われると困ってしまう、といったことです。今回はそんな時に用いる教材を紹介します。『Ⅳ文字や数を身につける際の教材』となります。
数を学ぶ前には、大きさ、長さ、高さ、重さ、冷たさなどを分け、比較し、順序付けるといったことを丁寧に行っていきます。そのうえで、「〇個取って」と指定された数量を取り出すような学習に進んでいきます。
また、そもそものところとして、カードを使って数量の「〇」と「〇〇〇」を見分けるといった学習もあります。数量も大小あたりと同じで、分け、比較し、並べます。
そしてその中に数字や数詞をまぜこんでいき、数の概念を整えていくということも行います。
そして数量の取り出しを行います。やはり、⑭で紹介したストーンアイスキューブが手になじみやすいでしょうか。百円均一のお店で、4個セットで販売されています。
(本校特別支援教育コーディネーター)