144〇×でのプリント回答システム
⑩「A3のホワイトボード、磁石」でも紹介しましたが、プリントをホワイトボードに固定する(セロテープ等で)ことにより、子どもは学習しやすくなります。こうすることで「失敗することを嫌がる」子どもにとっても学びやすくなります。なぜならば、磁石を置くことで選択していく中で、答え合わせの際に教員に「〇」だけをつけてもらうことができるからです(間違っていた場合は磁石をずらすだけでよい)。プリントに、決して「×」がつきません。
しかしながら問題は「毎回セロテープでプリントの四隅を固定するのが煩雑」ということです。また、授業中にテープカッターを子どものそばに置くのも怖いものです。さらに言えば、不随意運動が入りやすい子どもの場合、動かしているうちに磁石がずれてしまいます。
そこで編み出したのが、プリントのフォーマット(問題文の位置、〇×の位置)を定めたうえで、上から厚紙や板をかぶせるだけでプリントを固定できるシステムです。土台はA3大のMDF板を重ねてくり抜き、ブラックボードパネルの鉄板をはさみこんであるものです。鉄板をはさむのは、磁石を使えるようにするためです。
また、上にかぶせるものは、板目表紙で作ってあるものと、木で作ってあるものがあります。最終的には木で作るほうが速いし、強度があるかと思われますが、板目表紙であればカッターを使って作成できます。なお、土台は新たにつくったのではなく、これまでに紹介してきたものの流用となります。A4サイズの板が入る規格なので、応用することができます。他の教材もそうですが、10センチ四方、A4サイズなど、教材の規格が統一されていると、様々な場面で教材を応用させていくことができます。
(本校特別支援教育コーディネーター)