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㉘市販の型はめの応用 その1

今回紹介するのは、百円均一のお店で売っているジグソーパズルを、手指が使いにくい子が操作しやすいように改良したものです。『Ⅱ見分ける学習の教材』として使うことを想定しています。

 

市販のジグソーパズルは「この絵がいい!」と思ってもピース数が多すぎたり、紙が薄すぎ・軽すぎたりして使いにくい…ということがあります。そこで、ここではMDF板にジグソーパズルを貼り付けたうえで、5~6分割程度に電動糸鋸で切りなおしています。結果、パズルのピースが厚く・重くなって操作しやすくなるうえ、ピース数を調整することにより、パズル自体の難易度も調整することができます。

 

 

また、くり抜いたMDF板がパズルをはめる枠になるため、活動の終点(目的)がわかりやすくなるというメリットもあります。市販の玩具や教材は、そのままだと使いにくくても、ひと手間加えると便利な教材に生まれ変わることがあります。

 (本校特別支援教育コーディネーター)