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2021年4月の記事一覧

121 書字をしやすくする教材

身体の動かし方につまずきのある子供にとって、「書く」ということは非常に難しい学習となります。運動の発達は首の座りといったことから進んでいき、肩、肘、手首、指(小指側から親指側へ)とだんだん身体の末端へと進んでいきます。指を上手に使えることで「書く」ことができるようになっていくわけですが、どうしても道具を握りこみがちで、自在に筆記具を扱いにくい子もいます。

 

 

 

 

 

 

⑫「トーキングエイドライト」のような機械を使っていく、という方法もあるのですが、「自分の名前は書いてみたい」という子供もいます。そのための道具には、写真にも写っていますように、様々な物があります。子供の手の様子、身体の動きによって使いやすい道具は一人一人異なってきます。基本的には細いものよりも、持ち手の部分にある程度の太さ、丸みがある方が持ちやすいという子供が多いようです。また、長すぎるものも扱いにくいことが多いようです。

特別な道具を使わなくても、「プリントの四隅をセロテープで机やホワイトボードに固定する」「すべり止めシートを使う」といった、ちょっとした工夫で書きやすくなることもあります。

(本校特別支援教育コーディネーター)