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2020年4月の記事一覧

教材紹介⑱「ボルト外し」

今回紹介するのは、特に字を書くことに直結する、手の使い方の学習用の教材です。『Ⅳ文字や数を身につける際の教材』として使うことを想定しています。

 

 

 

 

 

 

ホームセンターなどで売っている、ボルトとナットの組み合わせとなります。子どもの手のサイズに合わせて用意していきます。箸を使う、鉛筆を使うといった「手の使い方」の発達を見ていくと、最初は手全体で物を掴んでいたのからだんだんと各々の指がバラバラに動かせるようになり、最後は親指と人差し指で物をつまめるようになっていきます。この際、よく見ていくと、手の指の中で「親指と人差し指は物を操作するために」使われ、「小指と薬指は動かす指を支えるために」使われ、「中指はその双方の目的で」使われていることがわかります。

 

このボルト外しでは、小指と薬指でボルトの本体を支え、中指、人差し指、親指でナットを回していきます。「ナットを外す」と目的を明確にする中で、支える指の動きと、操作する指の動きを分離させていくわけです。

 

 

 

なお、字を書く、箸を使うなどの際にどうしても小指と薬指が「浮いて」しまう場合、消しゴムの破片などを小指と薬指の中で持つことで、小指・薬指と、中指・人差し指・親指を分けて使うことがしやすくなることがあります。

(本校特別支援教育コーディネーター)