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2020年4月の記事一覧

教材紹介⑰「球と輪の弁別」

今回紹介するのは、③の鉄球入れと、④の輪抜き課題で使った教材を組み合わせた学習活動になります。『Ⅰ手や目を使う基礎を整える教材』、あるいは『Ⅱ見分ける学習の教材』として使うことを想定しています。

球を筒に入れる、輪を棒に通す、コインを貯金箱に入れる、カラーコーンを重ねるなど、複数の教材を取り扱えるようになると、弁別の学習を行うことができるようになります。

「弁別」には、様々な視点があります。色の弁別、形の弁別、大きさの弁別、長さの弁別、季節の弁別、種類の弁別、陸海空の弁別等々。多くは、それらの違いを見分けていく学習です。

 

 

 

 

 

 

その中でも、最初に取り組みやすいのが「球との輪の弁別」のように、そもそも『失敗することができない』弁別となります。右の写真は色の弁別ですが、この場合、子どもは間違えたとしても間違えたこと自体に気づかないかもしれません。

一方、球は棒にささりませんし、輪は筒には通りません。子どもは手ごたえによって「おや?」と違和感に気づき、目で確認していくことになります。そして、試行錯誤的に入れていたのから、実際に試してみる前に「入りそう/入らなそう」ということがわかるようになっていきます。手をたくさん使うことから、目の使い方が育っていきます。

(本校特別支援教育コーディネーター)